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20hive #02 中澤利彦さんレポート No.7《最終回》

  • 2020年12月14日
  • 読了時間: 8分

毎年、立命館大学映像学部中村研究室主催で様々なテーマに沿った企画を行う20hive。今年のテーマは「シンセカイ」。イベントでは、エンターテイメントや表現の世界に挑戦されている方々をお招きして講義していただきます。第2弾では、ダンサーとして国内外でご活躍されている中澤利彦さんをお迎えしてトークショーを開催しました。


今回は中澤さんが私たちに伝えたいことについて伺ったパートのレポートです。




————これから私たち一人一人ができることというか、この中澤さんの今までの経験を通して、私たち一人一人がやった方がいいことみたいなのは何かありますか。


中澤利彦さん(以下、中澤さん)僕が例えば皆さんぐらいの、20歳くらいですかねもしかしたら。20、21、22とかだと思うんですけど。やった方が良いなって思うのは、なんか海外に出てやっぱ思ったことが、自分の国がすごく素敵なことだったと思うことがある。これは多分海外に出た人はみんなそう言うと思うんですけど、日本っていうのがすごくいい国であり、豊かな国であり、それに気付くことができたことだけでも留学するってすごく価値のあるものだとすごく今も思っていますし、皆さんにもそういうふうに思って欲しい。というのは何を思って欲しいかというと、皆さんの日常がめちゃくちゃ幸せなことっていうことをなんか強制的に感じられるというか、海外に行ったら時間通り来ないとか、ご飯とかまあ日本に比べたら美味しいご飯かと言われたらちょっと微妙なご飯があったり、高いものであれば美味しいかもしれないですけど。だからそういった日常のことでめちゃめちゃ幸せを感じる自動販売機があるとかでも何でもいいよね。なんかそういったところを、例えば僕は20歳ぐらいだったらね、海外に出て早く感じた方が、早く皆さんの残りの人生の幸せ感じる長さが広がるわけじゃないですか。まあ100まで行ったら80年ですよね。あと80年皆さん自動販売機があることだけに感動できるかもしれないし、コンビニにあんだけ美味しいおでんとかおにぎりとか惣菜パンとかねありますよね。なんかチキン何とかとかね、ああいうのがあるだけでもあの感じることかもしれないし。それが30歳に海外でたらそれ70年なわけですよ。100歳までいったら。だからそれを早く感じることができるという意味では、日本という国、今の国がどういう状況であるのかっていうのを知るっていうのは、あのすごく大切なことだし、例えば高齢化社会とはどういうものなのか、例えば日本の給料が仕事の面でもそうだと思うんですけど給料は、平均年収変わってないけど物価が上がっていますよね、例えば。皆さんジャンプとかも読んでないと思うんですけど、少年ジャンプとかね。昔は190円とか200円ぐらいだったんですけど、今あれですか270円とかだと思うんですよ、多分。あと、雪見だいふくみたいなアイスとかもありますよね。


————はい。


中澤さん あれも昔100円で、100円の気持ちでこっち買ってるんですけど、140円ぐらいするんですよね。税入れたら150円じゃないですか。1.5倍なんですよ。でも、平均年収変わらないと。これどういうことかみたいなところとかね。なんかそういったものを、外に出ると気づくことってすごくある。なので、それを早く気づきたいなと個人的には思います。そのための一番手っ取り早いのは環境を変えること。うん。あとはいろんな人に会うこと。この2個かなと思います。


————アメリカに出てみて、日本の良さというのは感じますか。


中澤さん 感じます。


————どのような点が、日本からアメリカを見るのと、アメリカから日本見るのってまた違うとは思うんですけれど。


中澤さん なるほど日本の良さですね。ええとあちょっと思いつくことがあるのでやっぱり 20秒くらい待ってもらっていいですか。皆さんね、休憩しながらやってくださいよ。そんなにね、そんな真剣な話、今からしないですからね。ふざけてますからね。あ、聞こえますか。


————大丈夫です。


中澤さん ありがとうございます。これ今持ってきたんですけど、わかりますか。


————サランラップみたいな。


中澤さん そうです。ラップ。日本ならばサランラップ。まあありますよね。でこれ一応あるんですけど、まあこんな感じでありますと。まあ一応この切るところはあるんですよ。できる例えばこれ(ラップを箱から)結構出してます。これ伝わるかわかんないけど、(ラップを切る)例えば今切れたんですけど。ちょっと切れちゃったな。でもね、切れたんですけど、結構強引に切ってるんですよ。あのラップの切れ端とかも、この切れ具合。サランラップってあれ名前ですからね。ラップのサランラップという名前ですから。こういうの(ラップの箱についている、ラップを切る部分)をちょっと見てほしい。こういうのとか、すごく絡まるんですよ。わかりますかね絡まって、こんな感じでちょっと伸びる。ちょっとやっても切れちゃう、こうやって。イラってするんですよね。こういうのとかね。すごいの。結構身近じゃないですかでも。


————そうですね。


中澤さん あのそうなんかそういうので、今、日本のサランラップめっちゃいいじゃんって、結構日本のサランラップでお土産で持ってくる人が多いんですよ。僕も日本帰ってこっち来るときにラップを買って帰ります。これが売ってるんですけど高いんで。そういうのとかありますかね。コンビニのおでんとか、コンビニの肉まんみたいなのも僕的には非常にこう日本の良さなのかなと思います。ないんで。


————アメリカに行って新しく何か気づくことっていうのがすごい多いと思うんですけど。日本で想像していたニューヨークと実際のニューヨークとの差みたいなものは、何かありましたか。


中澤さん 実際と行ってみての差ですか。差は、正直まあなかったわけじゃないですけども、僕も下調べをほとんどしていかなかったんで。僕が決めたのはフライトのチケットと、あとビザを取るための学校の2個しか決めてなかったんで、まあ行けば何とかなるかなと思って行っただけだったんで。だから全部がこうなんて言うんですかね。元々用意していた自分の想像がなかったから、全部が新鮮で。だから、もちろん日本との違いは、今のサランラップもそうだし、あのもう普段生きている中でそういうことあるんですけどね、電車時間どうりこうねとか時刻表送るね、みたいなもあるんですけど。でもそれがそういったものでいたということの認識かなというふうに思っています。


————時間も迫ってくる中で最後の質問なんですけど、今日来てくださっている参加者の方に、伝えたいことはありますかという、ちょっとすごいざっくりとした質問になってしまったんですけど。


中澤さん 伝えたいこと。おそらく2016年も、お話させてもらったと思うんですよ、こちらのゼミでね。その時お話ししたのは、さっきもちょっとお話したかもしれないんですが、まあやりたいことをやろうということがどういうことかっていうのを、自分の言葉で話せること、だから僕が中学3年生の時に担任の先生にそういうふうに言われたことがあって。通知票にね、書いてあったんですよ。通知表に1枚の紙が貼ってあって、そこに書いてあった言葉、担任の先生から、僕たち40人その時生徒がいたんですけど、「人生をどこまでも熱く生きよう。そしておおらかにのびのびとやりたいことをやろう。1度しかない人生だから」っていう風に書いてあった手紙をもらったんですよね、中学3年生の時に。それが改めて自分が今後伝えていきたいし、自分もそういう風に思って生きて行きたいというテーマなんですよ。それで今、僕は本を書いていて、一応本を書いているそのテーマがコンセプトが「10代のバイブル」っていうまあテーマがあって、まさにまあ10代の時に自分が知りたかったこととか教えて欲しかったことについて、50から60個ぐらいのテーマで書くっていうのは書いてるんですけど。最後にもこの言葉で締めくくろうというふうに考えて、今書いているところなので作っているところなんですけど、この「熱く生きよう。のびのびとやりたいことをやろう。1度しかない人生だから」っていう言葉を、多分皆さんもめちゃめちゃ今までたくさん聞いてきたし、これからも多分たくさん聞いてくると思うし、多分就職活動とかする時もすごく迷うと思うんですよね。で、僕は周りのみんなが就活したから(就活を)しました。なんとなく就職できました。で3年間なんとなく店長とかもやれてそれなりに楽しくできました。だけどやっぱり自分がすごく満たされてなかった。今はすごくそれを思うので、なので、伝えたいメッセージの年齢は関係ないですよね。今が1番若いわけですから。本当にやりたいことで何っていうところ。どんなときが、自分が1番めちゃめちゃ感動して、鳥肌が立って、無感情で感動するのかっていうところを自分でわかっていると、それに向かっての進路が決められると思うんですよね。だから、何になりたいかといえばどんな状態になりたいかというところを、ちょっと考えてもらえるきっかけに、まあこの1時間、2時間ぐらいなってくれたら非常に嬉しいですし、まだね、本当にどこで繋がるかわからないので、このみなさん初めて会った人たちね、こんな奴が居たということを覚えてもらえたら非常に嬉しく思います。


————ありがとうございました。





以上で、#02のレポートは終わりです。講演してくださった中澤利彦さん、参加者の皆さん、そしてこのレポートを読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

次回のレポート、20hiveのイベントでお会いしましょう!




 
 
 

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20hive 立命館大学映像学部中村研究室

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